勉強する目的 欠陥住宅を避けたい

いわゆる欠陥住宅を建てるのもプロの人たちです

欠陥住宅は2025年現在でも生産され続けています。

この欠陥住宅は、ハウスメーカーや地場の工務店というプロの方々によって作られています。

私が住宅について勉強した理由は、要望通りの住宅を作れる工務店が少なそうだという不安と、自分自身で工務店を選別する方法を見つけたかったからです。

以下に、欠陥住宅としてインターネット上で知ることになった事例をいくつか挙げておきます。

欠陥住宅の事例を知るための参考になるサイト

 サイト名 運営会社さんの事業内容 内容
さくら事務所ホームインスペクション(第三者検査)を行っている会社さんです欠陥住宅の事例12選
日本建築検査研究所岩山健一氏が代表の第三者検査を行っている会社さんです欠陥住宅事件簿
若宮仁緑youtubeのチャンネルです動画が2本だけですが、施主自身の勉強の必要性が伝わるかと思います
アートオブヘラクレスmovieyoutubeのアートオブヘラクレスmovieというチャンネルです
本来はカブトムシのブリーダーさんです
岡山県真庭市の注文住宅があまりにも酷いため告発されています。
動画内を欠陥住宅で検索すると、みつかります

本当に酷い会社にあたると、こうなるという事例です。

ここまで酷くはなくても、思ったよりも断熱が効いていないとか、家の性能が良くないということはよくあると思います。

欠陥住宅を建てられたら

欠陥住宅を建てるような会社は、まともに補償はしてくれないようです。

裁判を起こしたとしても、施主が納得できる結果にはならないことが多いようです。

事例の若宮仁緑の動画が参考になりました。

瑕疵担保責任の範囲は重大な欠陥のみ

瑕疵担保責任というものもありますが、新築住宅の引き渡しから10年間、構造耐力上構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分(壁、柱、屋根など)の重大な欠陥が対象です。

仮に裁判で勝てたとしても、事例を見る限り、泣き寝入りした場合とあまり変わらないように感じました。

さらに、欠陥住宅というほどではないが、想定よりも寒いとか、そういう施主にとっては大問題と思われることは、裁判ではどうにもならなそうです。

施工会社と契約をする前に勉強しておいた結果

私自身、施工会社さんを選ぶ前に、基礎的と思われることや、断熱・気密について勉強していました。

私が相見積もりさせていただいた会社さんは計6社。

比較方法は、2点です。各社のプランはだいたい同じ広さの平屋になるように調整してもらっています。

  • 見積もり時の金額・見積もりの内容(どんな材料を使っているか、どんなグレードのものをつかっているか)
  • 実際に建築中の住宅を見学させていただくことで、施工品質の差を目視でチェックする

数か月勉強した程度で、差がわかるのかと疑問をもたれるかと思いますが、各社かなりな差がありました。

あくまで予想ですが、相見積もりさせていただいた会社さん、で重大な欠陥をひきおこしそうな会社は1社だけでした。その1社は技術的には良いのかもしれないが、見積もりでも嘘が多く、さらに、見学させていただいた住宅が構造上カビだらけになるのでは???という不安もあり、お断りさせていただきました。

結果、高気密高断熱を実現できそうな会社は6社中2社だけで、そのうち1社は予算的に無理があったため、割とあっさりと決められました。

その後、決定した1社に対して、詳細設計を依頼し、詳細設計、最終見積もり、スケジュールが決まってから契約を結びました。

家が完成してから約5年経過しましたが、予想通りの性能でとても満足しています。