家を建て直す以外の選択肢も考えてみた
リフォームでなんとかなるのか
当時住んでいた築50年の2階建て6DKという物件で、断熱リフォームを行うことで、ヒートショックが起きにくい環境を作れないかと考えました。
家の床下・外壁側の壁・天井すべてに断熱材を入れ、隙間をすべて埋めればできそうかな・・・と思いましたが、業者さんに頼んだとしても隙間が多すぎて厳しそうだと感じました。
また、隙間を埋めた場合、いままでの通気層を単純に埋めてしまうと、結露する可能性もあり、単純にはいかないのです。
全館空調+全館床暖房にすれば温度の問題はなんとかなるかもしれないとは思いましたが、介護のしやすい導線を確保することは無理そうでした。
建物の大きさ、古さ、介護導線の難しさを考えると、リフォームは厳しそうでした。
中古住宅の物件で要望を満たす物件があるか
駐車場有り、玄関までスロープ、バリアフリー、高気密高断熱もしくは全館空調の物件で、あまり大きくない物件を探してみましたが、惜しいと思えるものすらありませんでした。
マンション・アパートで要望を満たす物件があるか
マンションであれば、バリアフリー、高気密高断熱に近い環境という物件はあるのですが、廊下やトイレが狭く、介護はしにくいという印象でした。
サービス付き高齢者向け住宅のような物件は、売家や賃貸にはありませんでした。
当時の家で我慢できるか
ヒートショックの可能性が高すぎて母の体調が心配で無理。
介護導線のまずさを考えると、自分の忍耐・体力の限界が100%来るのが予想できるので無理。
自分の中での結論
あまりお金はかけられないが、家を建て直したほうが、母と私にとってよい生活ができると予想したので、家を建て直すという方向で行くことに決定しました。
