要望は施工業者さんに伝えるためにもつくっています
要望書を作る目的は、私自身の要望の確認や、優先順位をつけたりするのはもちろんのことですが、施工業者さんとの話し合いで、見てもらうためにつくりました。
複数の施工業者さんに要望を口頭だけできちんと伝えるのは、本当に難しいです。
要望の箇条書きは作っておき、それを印刷したり、メールで送って見てもらったほうが良いと思います。
私の要望の箇条書き
2019年当時、私が複数の施工業者さんに送った「家づくり要望」という箇条書きのテキストファイルは、約100行・約3000文字でした。
一部ですが、実際に書いたものを以下に抜粋します。
- 【介護がしやすい】
- 玄関・トイレの入り口の幅、廊下の幅:車椅子が楽に入れる
- 参考:手動車椅子は630mm以下、電動車椅子は700mm以下。余裕を持って800mmから900mm程度の幅は必要
- トイレの大きさは2畳 介助者も入れる
- 洗面は車椅子のままでもできる
- 【掃除・家事がしやすい】
- 洗面室・脱衣所・浴室で洗濯物が干せ、すぐ近くにしまえるようにしたい
- 浴室に窓は不要、換気扇で湿気の対応ができ、そこに干せるようにしたい
- 浴室に物干し竿をかけられるようにしておきたい
- トイレの窓も特に必要がない。人感センサーで自動で明かりと換気扇がつくようにしたい。
- トイレ、洗面室では床がぬれたり汚れたりが想定されるので、汚れ・汚水に強い素材の床がいい
- 【断熱・気密をしっかりして快適に暮らしたい】
- そもそも窓から外を見ることがないので、不透明なものにしたい。フィルムを貼ってもいい。
- 【その他】
- トイレ戸は引戸や折戸にしたい(車椅子でも楽に開け閉めできるようにしたい)
- 駐車スペース 2台分のスペースがほしい 自家用車とデイケアなどの来客用
- 屋根は日本瓦で切り妻屋根にしたい
- 軒、ケラバは普通の長さ~ちょっと長め。雨から壁がきちんと守れる程度。
- ロフトは不要。
2025年現在、要望を見返してみると、多少おかしい内容もありましたが、おおむね要望は満たせる家が建てられていると思います。
